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ブログ・鈴木 邦成
粗利益と在庫回転率の関係
2012年10月1日
台風一過
台風17号が物凄い勢いで日本列島をかけ抜けていきました。
各地の被害も心配です。
物流も大きな影響を受けたようです。
販売効率のチェック
小売業などが品管理の軸となる在庫戦略を構築するにあたって、「どのような商品を取り扱っているのか」という視点から現場を理解することはきわめて重要です。
たとえば「よく売れる商品」と「あまり売れない商品」ならば在庫戦略も異なってきます。
複数のアイテムが扱われている場合、「それぞれの商品が売上げ全体に対してどれくらい貢献しているのか」ということを考えながら在庫戦略を構築する必要があります。
そこで各商品の販売効率をチェックする尺度として粗利益率(粗利益÷売上高)と在庫回転率(売上高÷在庫高)を活用します。
粗利益率と在庫回転率の双方を見比べることでキャッシュフローの状況や在庫の特徴を視覚化することができます。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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