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ブログ・鈴木 邦成
日本不動産学会賞授賞 2
2017年11月30日
ご存知のように近年、不動産業界の物流施設に対する関心が大きく高まり、アマゾンなどの巨大物流センターの相次ぐ開設、IoT(物のインターネット)やビッグデータなどと物流施設とのリンクなどに大きな注目が集まっています。
拙著『すぐわかる物流不動産:倉庫から物流センターへと進化したサプライチェーンの司令塔』では、経営戦略にサプライチェーンなどの物流が重要な位置を占めていることを踏まえ、物流施設を不動産ととらえ、巨大物流センターの立地や機能、内部オペレーションの進化や情報化の動きを解説するとともに、その評価指標を設定して特徴づけが行われています。
さらに、これから最新の巨大物流センターの動向が既存の倉庫業に変化を促し、どのように新しい不動産ビジネスが生成、展開されてきたかを物流不動産ビジネスの定義を与えるとともに解説した意義ある実務書となっています。
こうした点が、日本不動産学会賞著作賞(実務部門)授与にふさわしいものと評価できるとされました。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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