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ブログ・鈴木 邦成
第549回 : パレットを先陣とする物流IoTの進展
2018年11月6日
物流センターにおけるパレットの役割は今後のAI化、無人化、自動化などの流れが加速すればするほど、その重要性を高めていくように思われます。いわゆる「ロジスティクス4.0」(次世代ロジスティクス)への流れを踏まえてのことです。
たとえば自動搬送用ロボットを活用するには情報で紐付けされたパレットの導入が不可欠となるといった具合です。。
実際、段ボールをパレットのうえに積んで、物流センターの保管やトラックへの積載に活用することで荷役効率を大幅に向上できるようになります。さらに近年、レンタルパレットは、RFID(ICタグ)を付けて貨物情報との紐付けがこれまで以上に大きな可能性を秘めていることが明らかになってきています。
「レンタルパレットにRFIDタグを付けることでパレットの紛失を防止できる」というのが当初の目的でしたがが、実際に紐付けが行われてみると、ビッグデータやIoTとのリンクなど、さまざまなプラスの副産物が出てくることが明らかになってきているのです。
この記事へのコメント
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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