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    液体・粉粒体輸送の効率化を提案 ユニケイ

    2008年11月19日

     
     
     

     ユニケイ(羽飼猛社長、横浜市神奈川区)は、液体輸送や粉粒体輸送で「フレキシタンク」「バルクライナー」「タンクライナー」などを活用した、効率的なコンテナ輸送を提案している。
     同社は日本郵船の孫会社で74年設立。改装コンテナや特殊コンテナの販売・リース事業、埼玉県川越エリアと横浜エリアでのレンタルボックス事業などをメーンに展開。羽飼社長は「コンテナ加工の熟練度やアフターケアに強みを持っている。今後はHPを活用し、コンテナ利用に関する多様なニーズを汲み上げていきたい」と話す。


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    羽飼社長
     同社が現在、注力しているのは、コンテナによる液体輸送や粉粒体輸送の効率化の提案。「フレキシタンク」は、通常の20フィートコンテナで液体を輸送するためのインナーバッグ。コンテナ内部に敷き、食用油や飲料水、醤油やワイン、潤滑油などを充填、そのままコンテナ輸送する。1回ごとの使いきりなので、異物混入やコンテナ洗浄の必要もない。安全性も「マニュアル通りに使用すれば、事故は起きない」という。
     「バルクライナー」は粉、粒、フレーク状の貨物をドライコンテナで輸送するためのインナーバック。コンテナ内に張り、充填口から空気圧送などで貨物を充填、異物の混入を防ぎ、人手もかからない。レジン、粉粒ケミカル、資料、穀物などの運搬に最適という。
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    バルクライナー
     7月からはタンクコンテナ用のインナーバック「タンクライナー」の販売を開始。タンクコンテナのシェルの洗浄が不要なことに加え、耐薬性により充填する貨物が多様化できている。
     羽飼社長は「問い合わせや扱いが増えており、これから本格的に普及していくと考えている。袋の耐久性や安全性は問題ないが、使用するには物流の工程を変えなければならず、これが大変なようだ」とするものの、「これからも有益な製品の開発を積極的にしていきたい」と話す。(玉島雅基)

     
     
     
     
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