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    事務所の壁全面に配車表、「見える化」で成長 プライド物流

    2008年12月25日

     
     
     

    【三重】徹底的な「見える化」で成長しているのは、建築資材およびリース機械の輸送をメーンに手がけるプライド物流(八木昭人社長、三重郡菰野町)だ。
    同社の「見える化」は事務所内に入ってすぐに体験できる。四方の壁全面に15枚のホワイトボードがかけられており、すべてが1か月間の配車表となっている。


    prideb.jpg
    所有する47台のトラックをフル回転させるため、各車両の1日の動きを確実に把握するための手段だという。また、突発性の仕事も多い同社は、全車両にGPS端末を搭載。車両位置情報をパソコン上で確認できるシステムを構築し、配車ボードと見比べることで、突発的な仕事でも最短距離にいるドライバーを手配できる。
    さらに、配車の指示が出た場合、トラック側は取り付けられたファクスに現場の地図などと配車情報が流れてくる。管理部長の瀬戸秀俊氏によると、「(ドライバーに)電話で場所を教えるより、地図を見たほうがはるかに確実で時間の短縮になる。結果的に配車マンの業務効率にもつながる」と説明する。
    1日約400本の電話対応を、4人の配車マンでこなす同社。限られた経営資源を最大限に活用するためにも、アナログとITによる「見える化」は欠かせないという。
    八木社長によると、4人の配車マンはすべてドライバーから実力で昇進した人材ばかりだという。「実力主義という分かりやすい手法を採れば、ドライバーから文句も出ない。ドライバー経験のある配車マンはドライバーの気持ちが分かるので、意思疎通を図ることができる」と、ここでも「見える化」で合理性を徹底する。
    搬送先には前もって荷主である建機メーカーのスタッフとともに出向いて、荷物の置き位置やトラックの進入方法などの打ち合わせを行っている。川瀬喜能業務部長は「トラブルを避けることができると同時に関係強化にもつながる」と強調。こうした徹底した「見える化」で同社は、高品質な物流を荷主に提供し信頼を勝ち取っている。(加藤崇)

     
     
     
     
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