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    自社トラックがプラモに 前村産業運輸

    2009年3月18日

     
     
     

    【広島】被爆者でもあった夫人の両親を供養する思いで、20歳代の前半に初めて買ったトラックのボディーに「原爆ドーム」をペイントして以来、これまで保有トラックに描き続けて40年を迎える前村弘行社長。アート・トラック専門誌やデコトラ愛好家の間で、「前村産業運輸」(広島市佐伯区)を知らなければモグリといわれるほど有名だ。


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    シルバー色がベースのシャープな印象で、特徴的なステンレス製のサイドバンパーやテールボックス、シャシー回りのパーツなど、細かな部分にまでこだわった同社の冷凍車。そのうちの1台である大型トラック「颯大丸」(そうたまる)が、32分の1サイズで全国発売された。
    製造・発売元はプラモデルで知られるアオシマ文化教材社(静岡市葵区)で、同社によれば「実在のトラックをモデルにしたのは、すでに20件近くになっている」とのこと。商品化では売れるかどうかが最大のポイントだが、「専門誌に目を通し、幹線道路を走るトラックも(商品化できるかを)意識しながら探している。アート・トラックのイベント会場に足を運び、『プラモデル化してほしいトラックは?』といったアンケートも来場者から取っている」と抜かりはない様子。
    「もちろん製作に際しては前村産業運輸さんの了解を得ており、売れる見込みがあるから商品化した。すでに発売している他社のタイプも含め、トラック関係はプラモデルのなかでは売れ行き好調で、元気なジャンル」と担当者。同社が手掛ける通販サイトなどでも購入できる。(長尾和仁記者)

     
     
     
     
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