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運送会社
松元サービス 全車両にドラレコ
2010年2月22日
事故防止に対する抑止効果と物流品質のさらなる高揚を図るため、松元サービス(東大阪市)は1日、全トラック15台にドライブレコーダーを導入した。デジタコも導入する同社だが、松元信昭社長は「安心、安全に完成はない。事故ゼロを目指し、いま出来ることに取り組みたい」と語る。
ドライブレコーダーは、月1回の安全会議で活用し、「今までもヒヤリハット研修を行ってきたが、手書きで行っており映像記録を使用しデータ化することで、従業員の労力も減らせる」と同社長。また、実際の走行ルート映像を活用してのヒヤリハット防止は効果が高いとの見解を示す。
映像をデータ化するため、「パソコンのハードとメモリーを増設し、データを有効的に活用できる」環境を整えた。「景気低迷で先が見えなくコストを掛けるのは厳しいが、事故が1件でも減れば、そのコスト分は十分に補える」と先を見越す。
積極的に他社との差異化を図る同社。交通安全に対する様々な機器の導入のほか、グリーン経営や安全優良事業所の認証制度の取得など、安全・環境・品質への取り組みに余念はなく、自社の強みを打ち出した経営を展開する。さらに、駐車場や事務所など防犯対策の強化にも努めている。
松元社長は「効率化を図る上でITを活用しない手はない。安全と環境、安心を届け、企業体質を高めていきたい」と語る。 -
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