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    NSU物流サービス 「現場第一主義」がモットー

    2011年3月11日

     
     
     

     NSU物流サービス(都甲朝博社長=写真右、大分県宇佐市)は、「現場第一主義」をモットーに事業を展開。社長から末端の従業員まで現場重視の方向性で一致しており、現場を優先したスタンスが成長の原動力となっている。


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     同社は、トレーラ、大型車を中心に約300台の車両を保有。従業員は130人を数え、荷物は自動車部品、食品をベースに扱い、大型物流センターを基盤にフェリー航送を使った輸送体制で事業を進める。年商は35億円。
     都甲社長は65歳。毎日、朝6時半から9時まで作業着姿でフォークリフトを使ってトラックへ荷物の積み込み作業を行い、9時から営業に出て、昼の3時から夕方6時まで再び荷物の積み込み作業に励み、常に体を動かす。
     都甲社長は「仕事の原点は現場。上から下まで現場と営業が一体となって、業務の合間に事務と営業をしていくという流れ。1人で1時間かかる仕事が、2人なら30分で済む。事務所でふんぞり返っている者は要らない」と厳しい。現場とともにハード面も充実させている。本社には4000坪の倉庫があるが、1棟1000坪の倉庫は重量鉄骨で建設されており、柱がない。作業効率と容積率が良く荷主からの依頼は相次いでいる。大阪支店(大阪市住之江区)では現在、倉庫を備えた新事務所を建設中だが、やはり倉庫には柱がない。
     また、同社は30年前からフェリーを利用した九州–大阪間の輸送を展開。月間800台のトラックを稼働させているが、昨年12月、「エコシップ・モーダルシフト事業優良事業者」の認定を受けた。これはモーダルシフトの推進、環境負荷の低減に資すると認められた事業者に認定され、国土交通省が設置した委員会が選定しており、2月上旬の表彰式に出席した。
     都甲社長は「あと5年は現場に徹していきたい」と、70歳までトップ自ら現場主義に徹していくと意気込み、「あと1─2年で年商50億円にするのが目標」と、めざすところも高い。

     
     
     
     
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