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    札ト協 トラックの日、絵本の読み聞かせ「ランディー」大人気

    2011年12月23日

     
     
     

    【北海道】札ト協(伊藤昭人会長)は10月1、2の両日、トラックの日のイベントとして恒例の「チビッコあつまれ! 読み聞かせ広場」を開催。札ト協のマスコットキャラクター・白熊のトラック運転者ランディーを主人公とするオリジナル絵本の読み聞かせを行い、子供たちに絵本をプレゼントした。絵本は4000冊作成し、地域の幼稚園・保育所・小学校図書館・児童会館などにも寄贈する。


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     読み聞かせでは、絵本作者のそらさん、絵本パフォーマーの岸田典大氏が出演したほか、地域ボランティア団体も協力。トラックぬり絵コンテストの応募作・入選作の掲示のほか、トラックパネルの展示、ぬり絵コーナーなどを設けた。オリジナル風船のプレゼントとランディーとの記念撮影会も行われた。
     イベントの運営には、青年部会(高輪誠部会長)、女性部会(埀石勝美部会長)、協会事務局から2日間で延べ60人が協力した。
     また、札幌市学校図書館地域開放協議会を通じて、米里小学校、東山小学校、元町北小学校に、計9万円の図書カードを寄贈した。
             ◇
     札ト協が制作した絵本「ランディーとちいさなともだち」。シリーズ第8弾で、お化け屋敷から貴重な美術品をトラックで運ぶ「美術品輸送」をモチーフにした物語だ。
    東日本大震災が起きたことに配慮し、トラック運転者のランディーの優しさを通じて、「人と人とのつながりや絆」を表現した。ランディーの丁寧な仕事と温かい心遣いにより、ともだちの夢をかなえ、地域を活性化させるという内容になっている。同ト協では「トラックは、大切な荷物を人から人へ心を込めて運んでいることを感じてもらいたい」としている。
     同ト協がトラックの日関連事業として絵本制作を続ける背景には、「その場限りのイベントで終わるのではなく、子供たちに長く残るものを届けたい」という思いがある。イベントに来場した子供たち以外にも、地域の教育機関や図書館に広くランディーの絵本を配布することで、時間が経過するに伴い読者が確実に増えていく。ランディーを通じて、トラックの役割を知る子供たちが年々増えていくことを期待している。ファン獲得や認知度向上など「効果の持続性」を狙っている。
     作者のそらさんは、道内で大人気の絵本作家。質の高いシリーズの発行を継続することで、ランディーは札ト協のマスコットにとどまらず、市民に浸透したキャラクターに成長している。

     
     
     
     
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