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    奈良センコー物流 輸送品質で勝負、分社化で大きく変化

    2012年1月27日

     
     
     

     センコー奈良支店は一昨年10月に組織変更し、奈良センコー物流(田中聡社長、奈良県大和郡山市)として新スタートを切った。地域密着型運営を目指して分社化して、1年が経つが、田中社長は「お客が早く動く時代。対応が遅ければビジネスチャンスを逃しかねない。支店時代でも判断機能は与えられていたが、よりスムーズになった」と話す。
     昔は特定の住宅メーカーの資材を中心に扱っていたが、今は業態を変え、住宅メーカーの資材は半分程度。「得意な住宅分野を伸ばすのもいいが、政策絡みに影響され波動も大きい。特定荷主1社に偏ると、荷主が風邪をひいたら、こちらは重症になる。幅広く何でもできるように」と、今は住宅資材運搬のノウハウを生かし、他の住宅メーカーやホームセンターなど新しい荷主を開拓している。 


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     従業員は59人でドライバーは39人。車両は51台保有している。ウイング車、パワーゲート車、フルトレーラを持ち、「一人で4t車4台分の仕事ができる」という脱着式ボディー車も積極投入。大量輸送から生産性を上げる用途を重視し効率的に車両を動かしている。
     現在、玉かけ、移動式クレーン、リフト、危険物など資格を取得させオールマイティーに仕事をこなせるドライバーの教育に力を注ぐ。ドライバーの平均年齢は47~48歳。分社化にはドライバー確保の目的もあり、人材戦略が課題となってくる。
     「価格ではなく輸送品質、中身で勝負できる会社にしていきたい」と抱負を語る。「目指すは地域密着。全国レベルのセンコーではなく、地域のセンコー」と意気込んでいる。

     
     
     
     
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