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    新興運輸 運送会社とムエタイジム経営、子どもと夢を

    2012年4月13日

     
     
     

     新興運輸(神奈川県厚木市)の坂上顕二社長は、運送業経営とともにキックボクシングジムも運営している。「ジムの子どもらと一緒にキック、ムエタイの素晴らしさを広げていきたい」という坂上社長。
     かつて夢をあきらめないで、プロの夢をつかんだ経験を持つ同社長のジムには、子どもらが元気に集まる。
     同社長が本格的にキックボクシングを始めたのは20歳の頃。ジムに通いプロを目指し必死にトレーニングに励んだ。26歳の時にはムエタイの本場タイに渡る準備をしていたが、いよいよという時に、当時、父親が経営していた同社が経営の危機に直面する。このため夢は叶わず、キックボクシングからも離れて経営危機を打開するため社長に就任した。27歳の時だった。困難な状況からの始まりでさまざまな修羅場を経験した。


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     戦いの場は経営というリングに変わったが、正面から取り組み同社は復活を遂げていった。経営者としての知識はすべてこの時の修羅場で学んだという同社長は「今は若い時に苦労してよかったと思える。経験が宝になっている」と話す。
     経営の危機を乗り越え自分を振り返った時に、やり残したことで頭がいっぱいになった。それは断念せざるをえなかったキックボクシング。その夢を30代で取り戻せるかはわからなかったが、再び目指した。
     かつてのジムの仲間にもう一度指導を受けトレーニングを積み重ねて、ついにプロデビューを果たす。プロになってからはアメリカでUKFの世界ライト級タイトルマッチに挑み、3ラウンドKOでタイトルを獲得した。
     現役として最後の試合は憧れのタイ国ラジャナムダムスタジアムで行われた。その試合で勝利した時の充実感が、キックボクシングとムエタイの素晴らしさをもっと広く伝えていきたいという次の夢を生んだ。
     同社長のジムでは現在、70人が練習に励む。少年クラスからは二人のチャンピオンが誕生している。「いまは子どもらに囲まれて練習していることが楽しい」と同社長。
     運送事業では「無事故」を徹底して心がける。「事故を起こす人は焦りなど、心の問題がある」として、配車担当にはドライバーを焦らせないことを強調しているという。「格闘技を教える時と同じで、焦るといい動きができなくなる。また普段やっていないことが、いざという時にできるわけがない」。格闘技を教えることも、ドライバーの育成も「世の中のことは全部つながっている」と話す。

     
     
     
     
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