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    共立トランスポート 営業に注力、一人三役五役の活躍

    2012年11月30日

     
     
     

    【大阪】軽貨物を中心に事業展開する共立トランスポート(大阪市西区)は、新規顧客開拓のための営業活動に注力。約10人のスタッフが、営業、配車、乗務員の指導と、「一人三役、五役の活躍」(久保秀樹社長)をしているという。
     同社では、営業や配車という「専任者」は置かず、それぞれが「ゼネラリスト」としての役割をこなす。この理由について同社長は「配車を理解していないと、営業として効率の良い仕事を取ってくることはできない」と断言。配車業務についても、「同じ人間が毎日やっていたら、どうしても偏りが出てくる。ドライバーに頑張ってもらうためにも公平性が重要」と説明する。


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     スタッフは原則、ドライバーとして配送業務も経験しており、全ての業務に精通することが「社員としての基準」と付け加える。昨年からは、新卒スタッフを年に1人ずつ採用。「ゼネラリスト」とすべく、運送業のイロハを教えている最中だ。
     営業活動は「数」を重視。テレアポ、訪問、提案見積もり、営業部長からの手紙、再訪問など段階を踏んでアタックしており、5月の実施件数は、営業訪問が71件、テレアポ1400件、DM3660件、ファクス8735件。
     また、「全員が営業マン」の意識を持ち、1件でも多くアプローチすることを心がけている。たとえば、「DMは、新人ドライバーが顔見せがてらに持って行くのが常。それ以外にも、『今日は××エリアに行く』というスタッフがいれば、『近くのあの会社に顔を出してきて』という連携を徹底している」という。「まめに顔を出すと不思議と仕事がもらえる」というのが、このやり方を貫いてきた同社長の実感だ。
     「お客さんに喜んでもらって、自分たちも儲かる仕事が理想」と、今後の目標を「繁忙期でも、しっかりと営業できる体制の構築」に加え、「自社だけでなく、仲間の事業者とのサービスを組み合わせた荷主開拓の展開」と語る。
     同社では、HPからの問い合わせを増やすため、自社サイトも全面刷新した。
    ◎関連リンク→ 株式会社共立トランスポート

     
     
     
     
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