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運送会社
東崎倉庫運輸 配車簿のデジタル化で物流DX推進
2022年7月1日
東崎倉庫運輸(石川県小松市)では配車簿のデジタル化を通して物流DXの推進を目指している。
取材に応じた同社の東崎真也専務はこの動きについて、「一つしかない配車簿を日々の業務の中で複数の人間が使用している関係でタイミングによっては情報共有が滞る場面があり、電子化することでそうした問題を解消したいというのがきっかけ」とその動機に言及。県ト協の青年部会(吉田章部会長、野々市運輸機工)では副部会長を務める立場でもあり、同部会がテーマとして掲げる「物流DX」へつながるものであるとも語る。
電子化の導入を通してはポイントとなっている情報共有のほか、スマートフォンでの活用を通したフットワークの軽さもメリット。動きを知った同業者からは「詳しく聞かせてほしい」という問い合わせがあったとのことで、運送会社として肝となる配車業務の作業効率改善へ対する関心の高さがうかがえる。
現在はまだ試作段階で、しばらくは完成に向けたブラッシュアップをはかっていきたいとする東崎専務。今後については請求書の発行などシステムに結びつけたさらなる効率化も見据えており、その動きが注目される。
◎関連リンク→ 株式会社東崎倉庫運輸
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