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運送会社
グリーン輸送サービス 保育園併設で働きやすく、イメージアップにも
2023年7月31日
【栃木】人材確保や社員の定着率向上につなげようと、グリーン輸送サービス(小俣庄市社長、佐野市)は企業主導型保育園「みどりのみらいキッズランド」を運営している。同保育園の園長を務める龍正康総務課長は「雇用促進と定着率向上、地域貢献を目的に保育園事業を始めた。仮に(保育園事業が)赤字だとしても、社員の働きやすい環境づくりのため続けていきたい」と話す。
同保育園は2020年4月開園。国の教育無償化が適用されない0~2歳児を対象に、定員12人(自社従業員枠8人、共同利用地域枠2人、地域枠2人)で運営している。現在は1歳児6人、2歳児6人が通園し、保育士5人が常駐している。同社によると、保育料を月4万円以上とする保育園が多い中、教材費、給食費など含め月1~2万円と安価に利用できる。
待機児童などが社会問題となる中で、地域貢献という意味合いでも保育園運営に取り組んでいる。「佐野市で仕事をしている近隣の事業者や地域住民に少しでも貢献できるよう保育事業を継続していく」と力を込める。
保育事業が自社のイメージアップにもつながっていると龍課長。面接の際、入社希望者からは「子育てに理解がある会社という印象があります」「ホームページを見て保育所もあると知りました」と言われることが多くなったと説明する。
龍課長は「人手不足の中、優秀な従業員に辞めてほしくない。そのためにも社員が仕事を続けやすい環境を整えることが重要」と強調する。
◎関連リンク→ グリーン輸送サービス株式会社
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