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    シンコー運輸 遺品整理士の資格取得

    2014年3月14日

     
     
     

     シンコー運輸(瀬谷幸雄社長、群馬県桐生市)の瀬谷貞子取締役は昨年、遺品整理士の資格を取得した。今後はこの資格を生かし、片付け・遺品整理に関する新会社の設立も視野に入れ、動きを進めているという。
     多くのテレビや雑誌でも取り上げられるなど、注目の高まる同資格。同取締役が取得を目指したのには、理由があった。それは、元従業員の孤独死。「あまり良い辞め方ではなかったが、長く勤めてもらった従業員だったので気にかけていた。年金も受給していたが額も少なく、『何かあったら言うように』と声かけはしていた」。


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     しかし、警察から入ったのは、同従業員の訃報。親や親類縁者とも疎遠だったようで、死後しばらく経ってからの発見だった。悔やんだ同取締役は、「何か自分にできることはないか」と模索。その中で知った同資格の取得を決め、事務局から送られてきた課題に取り組み、見事一発で合格した。
     3月をめどに、事業化をめざす。もともと持っていた収集運搬に加え、古物商の免許も取得した。娘婿には特殊清掃士の取得を急がせている。「まずは地元の桐生市を中心に行政とのつながりを強め、ゆくゆくは埼玉北部、栃木南部あたりまでエリアを広げていければ」とし、営業プランを練る日々だ。「遺品整理に向くとされる女性スタッフも採用し、特徴を出していきたい」と展望する。
     これまでも、新事業としてさまざまなことに触手を伸ばしたが、本業の運送以外はどれもしっくりこなかったという。しかし、この事業は本気だ。「最近は独居老人も多くなり、孤独死の問題が増えている」という社会問題に向け、同社のリソースを生かした「人助け」だ。
     新社名の候補は「ワンライクアスティ」。「アスティ(ASTY)」は、家族の頭文字を取ったという。「人にやさしくすると、その人からでなくても、必ず返ってくる」というのが、長い社会経験で学んだ知恵だ。「一度きりの人生、人のために生きるのが良い。一時的にマイナスが増え、落ち込むこともあるが、最終的にプラマイゼロであれば」とし、新たなチャレンジに燃える。
    ◎関連リンク→ 有限会社シンコー運輸

     
     
     
     
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