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運送会社
丸福運送店 長く働ける職場に、食の見直し自ら先頭
2024年5月23日
【兵庫】丸福運送店(姫路市)が健康経営優良法人に認定されるようになって6年目。「定期健康診断のような基本的なものは当然として、とにかく当初から『食』を意識して取り組んできた」と杉本圭也社長(46)。
「出先で自分の好きな物を食べ、そのうえ運動不足」と、ありがちなドライバーの日常の様子を話す。そうした生活習慣について「家族の理解やサポートも必要になるため、生保会社の担当者が提供してくれる健康ワンポイントアドバイスを毎月の給料明細に添える」という。
「たとえば黒豆茶に変え、意識して野菜も多く採るようになった」と、社長が先頭に立って食の見直しを実践。「最初は(外部認定を)取るだけのイメージだったが1年、2年と続けていくうちに自分の健康を真剣に考えるようになった」とのことで、一時は75キロあったという体重も、3か月かけてゆっくり減量して現在は69キロ。「上が169だった血圧も120に改善できた」と照れて笑う。
内勤の従業員も含めた平均年齢は約40歳。健康経営に取り組みだしてからは、定期健診で「要検査」の対象になる従業員はほとんどいなくなったという。いまも喫煙者は多いらしいが、「リアルたばこは一人だけ」と電子たばこへの切り替えが進んでいる。
「若年層の採用が難しいなかで、ドライバーが高齢になっても働き続けられる職場環境や、会社ぐるみの健康管理に取り組むことで家族も安心できる」と優良法人認定に意義を感じている。ドライバーの勧めでぶら下がり健康器を買ったとのことで、「ジムのようなスペースを設け、会社用にも購入したいと思っている」と話す。
◎関連リンク→ 有限会社丸福運送店
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