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運送会社
富島物流 3連休取れる体制を構築
2014年11月11日
【大阪】食用品の油輸送を手掛ける富島物流(大阪市旭区)の佐藤晃一社長は、ドライバーのモチベーションを上げるために職場で3連休を取れる体制を構築している。
365日の長距離輸送などを交えた仕事のため、従業員は連休などが取れないのが現状。そのため一昨年から、「7月から9月の間で必ず従業員に3連休を取らせる」ように取り組んでいる。
佐藤社長は、「365日車両が稼働しており、交代でしか休みが取れなかったため、ドライバーが家族とゆっくり過ごせる時間を作りたいと考えた」とし、「家族との時間を大切にすることで、仕事にもよい効果が出ている」と話す。
従業員からは、「家族とゆっくり旅行に行くことができた」「家族も喜んでくれて、今では楽しみにしている」などの声が聞かれる。佐藤社長は「従業員の家族も喜んでくれているようで良かった。旅行の話なども聞けて、良い取り組みと感じている」と話す。
また、同社は清掃活動にも注力をしており、自社の駐車場とその付近、トイレ掃除など、職場の美化を徹底している。近隣住民のと良好な関係を構築することで、気持ちよく仕事が行えていることを従業員にも理解してもらっている。現在は、従業員が積極的に清掃を手伝ってくれており、「強制をしているわけではないが、何も言わずに自ら率先して行ってくれるようになった」とし、「従業員も仕事に対する取り組む姿勢が変わった」と感じている。
日頃から従業員には顧客の大切な商品を預かり、代わりに運んでいることを徹底的に伝え、会社の看板を背負って仕事をしていることを理解させている。同社はこれからも従業員のモチベーションを上げながら、安全輸送を徹底していく考えだ。 -
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