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    橋口運輸 鹿児島県外で初の拠点、岡山の業務拡充に意欲

    2014年9月26日

     
     
     

    【岡山】橋口運輸(鹿児島県日置市)を中心とする実運送3社など計4社で構成する「橋口グループ」。そのうちの1社であるヒガシマル運輸(同市)が、県外初の拠点となる岡山営業所を美作市の作東産業団地に開設して、まもなく10か月を迎える。
     黒牛や黒豚、鶏肉、青果物など「食の宝庫」といわれる鹿児島の地場産品を関西、関東方面へ輸送するのがメーンの業務とあって、「ドライバーの労務管理の面から、運行上の中間ポイントとして生かすことが当初の目的だった」と橋口隆志専務。もっとも、近辺には従来の取引先もあることから今後の業務拡大も視野に入っている。


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     6000坪の敷地には仮眠室やミーティングルームなどを備えた管理棟のほか、大容量48kLのインタンクや門型の洗車機も導入。冷凍車をメーンにグループで150台のトラックを抱えているが、同営業所に配置している現在の車両数は10台。ただ、「ドライバーが確保でき次第、どんどん増車していきたい」と同専務。平屋建て300坪の冷蔵庫も整備した。
     「来年をめどに1500坪の常温倉庫も建設する予定」と事業拡充の構想は尽きないが、その一方でドライバーらの福利厚生の充実化にも気を配る。美作市内で社員寮(12室)の建設計画も抱えているようで、「地元だけでなく、隣接県などからの採用にも備えたい」。学校を出てから直行したという家業のキャリアも20年となった同専務だが、「岡山に骨を埋めるつもりでやっている」と力強い。

     
     
     
     
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