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    多摩中日運輸・荒川隆義社長 「一歩一歩、着実に」

    2014年12月16日

     
     
     

    【東京】多摩中日運輸(東大和市)の荒川隆義社長は、10月に社長就任したばかり。今年36歳になった同社長が入社したのは、平成17年のことだ。
     入社前はサラリーマンとして営業の仕事に従事していたが、父親が病に伏せたことを機に仕事を辞め、父親の看病に専念する。「その2年前に母を亡くし、息子として何もしてやれなかった」と悔やんだ同社長は、父親の面倒を見ることで、「子としての責任を果たしたかった」と振り返る。ただ、看病に専念するだけでは生活費は賄えない。幸い、妻の実家が運送会社だったので、夜、アルバイトでドライバーをやり、生活費を賄っていたという。そのアルバイト先が同社だった。


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     看病に専念するも、半年後に父親は他界。義父である先代の誘いを受け平成17年3月、27歳で正式に入社する。入社後は、先代の娘婿ということで、自然に次期後継者という立場になるが、「運転にも、経営にも自信がなかった」と、同社長自身は素直に受け入れることはできなかったという。
     しかし、いつしか自覚が芽生え、会社を継ぐという意思が固まってきたと振り返る。「少なくとも現場で3年間は経験しろ」という先代の言葉通り、3年間、ドライバーとしてがむしゃらに働いた。
     そんな姿を先代も認め、課長補佐、常務と階段を上がっていった。3年が過ぎた頃、荷主へのあいさつに先代と一緒に顔を出すようになるなど、経営者への道を一歩一歩着実に歩みを進めていく。2年前に専務に就任し、現場や顧客対応など、第一線で陣頭指揮を執るようになった。
     今年、会長に退いていた先代が病に倒れた。2人の父親を失った同社長だが、「いろんなことを教えていただいた」と、その存在を心に刻んでいる。
     同社はこれまで、新聞輸送一本で成り立ってきた。それが先代の意志でもあったが、刻々と変わる経営環境に危機感を募らせる同社長は、「新聞輸送を軸に、他の仕事を探すなど、車両の有効活用も視野に入れている」と、輸送の幅を広げていくことの必要性も感じている。
        ◇    ◇
     昭和53年3月生まれ、36歳。趣味はゴルフで腕前は100。血液型はB型。家族は妻と長女。

     
     
     
     
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