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運送会社
丸玉運送・玉山取締役営業部長 未経験者と人柄を重視した採用に
2015年3月13日
【愛知】重量物・雑貨からヨットの専門輸送まで、幅広い輸送品目でお客様に応える丸玉運送(松本康正社長、東海市)。玉山貴章取締役営業部長は、実父で現会長の玉山聖三氏が創業した同社に25年前に入社して、現在は、丸玉運送豊川の代表も兼任しながら、丸玉グループ全体の人材採用を担当している。
事故防止について玉山氏は、「時代の流れに沿って安全を最優先するという観点から、交通事故防止はもちろん、荷物事故の削減も掲げている。ここ数年は管理部門を強化し、特に事故防止に注力している。当初は、少なからずドライバーの抵抗もあったが、コンサルタントの指導もあり、安全を軽視した会社の実例を示したことで理解を得た」と話す。
具体的な防止策として、「追突事故は重大事故を招くとして、北欧やドイツの自動車メーカーが採用している衝突防止システムを導入した。追突事故に関しては、かなりの効果を得ている。事故を起こしてから多額の支出をする前に、安全確保や予防線を張るための投資だと考えている」と示す。
人材について、「経験者重視の採用から、未経験者や人柄重視の採用にシフトした。面接では協調性や社風に合っているかなどを見ている。昨年10月からHPを充実させているため、面接で実施しているアンケートでHPを見てきたかどうかの欄を作っている。それだけでも、当社に関心があるのか、自分が就職したいと思う会社の情報を得ようとする姿勢など、判断基準の一つになる。また、社員からの紹介制度も充実させ、人材確保に努めたい。定着率を上げるため、社員はもちろん、支えている家族の皆さんにも見える形で還元していければ」と語る。
また、「優秀な人材が欲しいならば良い会社でなければならない。業界の地位向上のためにも、まだまだ成長していきたい」と力強く締めた。
◎関連リンク→ 株式会社丸玉運送 -
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