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    二島運輸 安全を最優先で「選ばれる」会社に

    2015年6月26日

     
     
     

    【大阪】二島運輸(大阪市住之江区)の田上圭一専務は現在44歳。父親である社長は第一線から身を退き、実質的に田上専務がトップとして同社の舵取りを行っている。
     同社の創業者である父親から「やりたいことをすればいいと言ってくれた」ので、学校を卒業後は、いすゞの整備士として8年間働いた。その後、損保会社に転職して、アジャスターとして車両事故の原因調査や損害額の算出などを行っていたが、7年前に社長である父親から「オレも年だから戻ってきてほしい」と言われ、同社に入社した。
     重トレーラで鋼材輸送をメーンとする同社だが、同専務が入社して間もなくリーマン・ショックが起き、同社の売り上げは4割落ち込んだという。「大変な時期だった」と振り返るが、同専務は「暇なときに何もしないのではなく、辛抱して力を蓄えて、きたるべきときに備えよう」と社内改革に乗り出す。


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     当時、社会保険に未加入だった従業員もいたため、「今のタイミングで社会保険に全員が入ろう」と呼びかけた。さらに雇調金を活用したほか、Gマークの存在を知った同専務は取得を決意。独自に勉強して書類をそろえて、ほぼ満点で取得した。また、各自バラバラだった作業服も一新して、車両に社名を入れ、工具も新しくそろえた。
     「我々はプロドライバーなのだから」と、規律を守るよう求め、あいさつや電話の応対もきちんとするよう指導。「自分にドライバーの経験がないので反発もあり、離れていく者も出た」が、社長と専務は、残った者や新人と力を合わせて「選ばれる会社」となるよう取り組んできた。
     「景気低迷が長引き、従業員の生活を守るため、仕事を選り好みしている場合ではなかったので、声をかけてくれる荷主担当者には積極的に受けるように努めた」とし、「取引先やスタッフに助けられ、リーマン・ショック以降、5期連続で黒字を出した」という。
     今は大正運輸経営協議会の副会長を務めているが、「横のつながりを得ることができるし、刺激にもなる」と、外に出ることの重要性を実感。「これからも安全を最優先で足元を固め、自分自身が『ここで働きたい』と思える会社にしていきたい」と意気込む。

     
     
     
     
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