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    栗下運送店 工場での作業を兼任、新しい雇用を創出

    2015年11月20日

     
     
     

     創業60年以上の実績と長年の無事故運転で、お客の信頼に応える栗下運送店(栗下忠世代表、静岡県静岡市)。静岡という土地柄、お茶の輸送をメーンに食品や一般雑貨の配送を展開している。
     栗下代表は、今後の事業展開を見据えて、お茶だけの輸送に留まらず製茶や保管業務に着手。現在は、栗下雅年専務が責任者として業務を担当し、新しい雇用の創出に努めている。
     栗下専務は「ドライバーの平均年齢は40代半ばから後半に差し掛かっている。年齢や健康面でドライバー職をリタイヤしても、仕事があるということは気持ちの面でも違ってくる。私が入社した当初から考えていたことで、老後のライフスタイルを考えると選択肢のある働き方」と語る。


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     現在は専任のスタッフは配置しておらず、午前に配送を担当したドライバーは午後から製茶工場での作業に従事したり、週の半分は配送業務、残りの半分は製茶工場での作業など、柔軟なシフトを組んでドライバー全員で対応している。
     主な作業工程は、お茶の配合・取り出し・計量・梱包に大別され、倉庫内でのリフト作業や不定期だが配送業務もある。ドライバー業務から製茶工場での作業は比較的容易に出来るのも魅力の一つと言える。
     栗下専務は「働き方が多様化する中で、各人のスタイルに合った仕事場を提供できる。今後は、障がい者雇用についても考えていきたい」と抱負を語る。

     
     
     
     
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