【愛知】マルニ運輸（大橋一太社長、瀬戸市）は７月から福利厚生の一環として、ＳＬ　Ｃｒｅａｔｉｏｎｓが提供する法人向け社食サービス「オフィス　プレミアムフローズン」を導入し、冷凍食品の置き型社食の取り組みをスタートした。

同取り組みは、健康的な食事を職場に常備し、従業員が手軽に利用できるというもの。商品は１００円または２００円という安価で購入でき、提供されている食事は化学的合成添加物不使用で、おいしさにもこだわっている。

大橋社長は導入の背景について、「物価高が続くなか、従業員に安価で美味しく食事をしてほしいと考えた。例えばコンビニで飲み物と弁当を購入するだけで１０００円近くかかるが、これなら、お茶とハンバーガーを合わせても４００円で済む」と説明する。

提供されるメニューは豊富で、サバの味噌煮や塩焼きといったおかず系をはじめ、ご飯類、麺類、ハンバーガーなどの主食、温野菜などの副菜、さらには和菓子や洋菓子などのデザートも充実している。

事務所には使い捨ての食器と電子レンジが用意されており、その場で簡単に食事ができる。ドライバーや内勤者の昼食用だけでなく、夕飯として購入する従業員もおり、好評を得ている。

リクエストも受け付けており、希望があれば、対象商品を多めに仕入れることも可能だ。

大橋社長は「中小企業だから『できない』ではなく、さまざまな取り組みを通じて職場環境をより充実させていきたい。当社で働きたいと思ってもらえるように仕組みを整え、魅力ある会社を目指したい」と強調した。

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