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運送会社
松本運輸 営業倉庫が本稼働へ、車庫集約で効率化
2019年10月16日
松本運輸(松本宏平社長、兵庫県姫路市)が新設工事を進めていた本社営業所(揖保郡太子町)が完成し、このほど操業を開始した。太子竜野バイパス・太子北ランプすぐの好立地で、太子町の特別指定区域制度を活用して1500坪の用地を購入、開発したもの。構内には同社初の営業倉庫も整備している。
同地には、松本運輸およびグループ会社のミヤビ・トランスポートの本社営業所のほか、利用運送と倉庫業のミヤビ・ロジスティクス(岡﨑真人社長)の本社が入居。23台の軽貨物車を抱えるミヤビ・ライトカーゴは姫路の本社地にそのまま残す一方、松本運輸とミヤビ・トランスポートが保有する24台のトラックは同営業所に集約することで、業務の効率化と安全管理の向上を図る。
初となる営業倉庫は鉄骨造り平屋建ての600坪で、300坪の2室で構成。「幹線道路沿いやインター周辺で流通業務の用に供する施設」であればトラック運送事業者、倉庫業者に開発・建設を許可するという同町の特別指定区域制度を生かした。
「高齢になったドライバーが働き続けられる場を作りたいという思いもあった」(松本社長)と8年ほど前、5台でスタートさせた軽運送事業も順調に推移。そのうえで「ドライバーが集まらないなかで新しい事業を加えたいと模索していた。以前から営業倉庫に強い関心があった」(同)と話している。
◎関連リンク→ 松本運輸株式会社
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