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    UHF帯RFIDタグ100枚への一括読み書きに成功

    2007年2月6日

     
     
     

     UHF帯RFIDタグが普及へ一歩前進—。
      富士通、富士通研究所、富士通フロンテックの3社は共同で、UHF帯RFIDタグ100枚への一括読み書き技術の開発に成功した。
      生産・物流現場に改革をもたらす同技術について、富士通ユビキタスビジネス事業本部の藤原達郎氏(写真左)と、富士通研究所パーソナルシステム研究センターの菅野博靖氏(同右)に話を聞いた。


     同技術を利用すれば、荷物の一括検品を行う際、各荷物に検品日時や配送先などの情報を直接持たせることができ、リアルタイムでの情報追跡が可能になる。
      同様の技術開発には各社が取り組んでいるが「読み取りに比べ、書き込み時は5倍の電力を必要とするため、通信距離が短くなる」「大量のタグを読み取る場合、同一タグを何度も検出する一方で、読み取れないタグが発生する」「移動中のデータ読み書きはタイミングが重要」などの課題があり、実用にはなかなか至らないというのが現状だったという。
     今回の技術開発は、書き込み性能に強みを持つ『富士通FRAMタグ』を使うことで実現した。同タグは書き込み容量が大きく、寿命が長いことが特長。また、一度検出したタグの重複検出を回避する技術を用いて、読み取り性能を向上させた。
      カート上の25段・四山の折りたたみ式コンテナに貼付した計100枚のタグを毎秒1mのスピードで移動させる実証実験では、1000回連続でデータ読み書きに成功した。
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     すでに06年5月より、電話基地局を製造する同社小山・那須工場間の部品調達で実用が始まっている。藤原氏は「当初、現場からは導入を不安視する声もあった。しかし、導入して半年以上経つが、現在のところ検品ミスは一度もない」と胸を張る。
      同技術による一括同時検品と社内ネットワークを活用することで、ジャスト・イン・タイムの実現やデータ入力作業の省力化、部品在庫の最適化など、多くの効果を上げている。
     同社には現在、製造業を中心に流通・物流など、多くの企業から問合せが寄せられているという。安価での提供が困難なタグであるため、「リユースでの利用がメイン」(藤原氏)とし、「物流業ではケース管理への利用を検討する企業が多い」。
      RFID市場全体の伸びを受け、「3年間で1000億円の売上を目指す」としている。
     同社の今後の展開について藤原氏は、「国内で初めてUHF帯RFIDリーダ・ライタを製品化した先行者として、多くのケーススタディを持っている。グループ内でチップからミドルウェア、ソフトウェアまで一連の製品を提供できる強みも活かしていきたい」と語る。
      菅野氏も「EDIなど上位システムとの連携も可能。RFID全体の発展に貢献していきたい」と意気込む。
                                (07/2/6)

     
     
     
     
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