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    「京都」が顧客、活性化願う 金井運送店

    2008年2月21日

     
     
     

    【京都】「運送会社がもうかる条件は、顧客が繁盛して大きくなること」と話すのは、金井運送店(京都府久御山町)の金井顕一郎社長。同社は修学旅行の学生の荷物や百貨店などが催す「京都展」などの輸送を手がけており、「顧客」は「京都」そのものだ。
    「数年前の区域制の撤廃以降、少しずつおかしくなっている。京都のすべての運送会社に行きわたるほどの荷物が、京都にない状態。小さなパイを奪い合っている」と指摘。「少し前まで京都は学生の街でもあった。それが、大学の移転が相次ぎ、学生が少なくなった。学生も、街に少なからずお金を落とすし、なにより活気がなくなっている」という。


    活気がなくなっている例はまだある。「京都と言えば染め物などの呉服。呉服を欲しい人は昔と変わらないが、買える人が少なくなった。つまり、現金で買える人ならいいが、ローンなどで買う人が少なくなっている」というのだ。
    「マイナス面ばかりだな」と笑う同社長だが、もちろん心から京都の活性化を願ってのこと。また、「京都にも最近、マンションが多く建つようになった」という。新しい住民が増えることは京都の「活性化」につながる。これはプラス面だが、マイナス面もある。「古くからの住民」との摩擦だ。
    東京や大阪なら「100年続く店」は十分「老舗」だが、京都ではそうはいかない。「7代、200年続いて、やっと老舗かな」という。「あるお寺に出入りするお菓子屋など『信長はんのころから』ある」というお店も少なくない。
    これからの春と、秋は修学旅行のシーズン。一時期は海外に顧客を奪われたものの、最近ではそれも回復しているという。
    「京都全体のことを考えて、京都の活性化」を願う同社長だが、「祇園祭でも問題が起こっている」という。同社長は同祭の関係者でもあるが、「新しい人が入って来るのを歓迎する人もいれば、嫌う人もいる」。「活性化」を実行するのは簡単ではないが、今後どのように「京都」が変化するのか楽しみでもある。
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