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    大型よりマイクロ観光バス事業好調 平野ロジスティクス

    2008年3月27日

     
     
     

    【兵庫】「西区(神戸市)にある中学校のクラブ活動にともなう生徒らの送迎は、ほとんどウチが請け負わせてもらっている」と田中英治専務(平野ロジスティクス、同区)。
    平成18年にマイクロバス3台でスタートさせた旅客事業部「平野観光」が順調な経営を見せている。


    地元自治会などが観光用として活用するほか、冠婚葬祭のニーズもあって稼働率も上昇。「この前は、プロ野球12球団のマネジャー会議にも利用していただいた」と時折、ちょっと変わった依頼も舞い込む様子。ゼロからスタートした事業も現在、50社・団体のユーザーを抱えるまでになった。
    24人乗りのマイクロバスが2台と、27人乗りが1台。「大型バスは大手がひしめき合い、(価格面でも)とにかく競争が厳しい。こっちのほうが面白いし、後発組にも可能性がある」と、マイクロバスに意識を集中させている。
    燃料価格高騰を踏まえた近距離業務の拡充と、運送というマクロ視点でのトラック・バス事業の相互補完も狙いの一つだが、「どうしてもバス需要は休日や週末に集中してしまう」という悩みもある。学校の長期休暇時には、学習塾が保有する自家用の送迎バスの増便として対応するなど新しいジャンルも手掛けているが、「まだまだ潜在的な需要は多いと見ており、その掘り起しが必要」と指摘する。
    現在、旅行業務取扱管理者(国内)の資格取得を進めており、早ければ年内にも旅行代理店の業務も開始したい考えだ。「安全確保が後回しになるようでは困るから、とにかく無理はしたくない。地域住民の足として、小回りの利くバス会社というイメージを定着させていきたい」と話している。
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    ◎関連リンク→平野ロジスティクス

     
     
     
     
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