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運送会社
「何でもやる」をモットーに業務拡大 アバンテ
2008年4月25日
【大阪】加工組み立て事業を展開するアバンテ(吉備均社長、大阪府松原市)は業績を順調に伸ばしている。あらゆる商材を扱い、確実に納期に間に合わせる取り組みは顧客からの高い信頼を得ている。
近年は関東地方からも引き合いの声が相次いでいるが、「NOと言わない! 何でもやります!」がスタンスと強調する辻田隆雄常務(写真)。昨年、社屋を新築し、受け入れ体制を拡充した。
辻田常務
現在、関西を中心に本社を含め6つの拠点で事業を展開。従業員はパートを含め130人を数える。本社は50人体制、計250坪の作業場で商材のアッセンブル作業を行っている。紙類、弱電関係、鉄、プラスチック、衣類など商材はさまざまだ。
大手の物流加工を行っている会社では、ロット数がまとまっていないと仕事を引き受けないケースが少なくないが、同社は商材の種類、ロット数にかかわらず引き受けている。
「お客さんによって作業内容は異なり、まさに出たとこ勝負」(同常務)というが、手際よく仕事をこなしていく。完成まで一年かかるものもあれば、三時間でできる商材もあるという。
22年前に手帳の製本からスタートし、仕事を断らない姿勢を貫いて、扱う品目を徐々に増やしていった。一昨年には神奈川県相模原市に営業所を開設。関東方面への進出にも力を入れ始めている。
同社には、グループ会社で物流部門にエクシードエクスプレス(多賀健二社長)、梱包部門にベーシック(吉備均社長)があり、お互いがサポートしながら成長を続けている。
辻田常務は「一回きりの仕事でも誠心誠意やることが当社の信条。気持ちはいつも『何でも来い』。今後は、今まで手をつけてこなかった食品分野も手がけていく予定」と意欲を見せている。昨年の売上高は4億5000万円。今期は8億円を見込んでいる。
新社屋の完成で受け入れ体制がさらに拡充した -
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