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運送会社
恵武急便 危険予知訓練など実施、「対話型」の安全会議
2020年3月20日
【岐阜】恵武急便(山田有恒社長、恵那市)は2月1日、恵那市武並コミュニティセンターで安全会議を実施。ドライバーらおよそ20人が出席した。
冒頭で言葉を述べた山田社長は、1月末をもって区切りとなった同社の第30期を振り返って「保険を使うような大きな事故がなかった」と評価。さらに、「一番大事なこと」として毎月恒例の安全会議に言及し、「こうした会議やトレーニングに参加している運転者と、そうでない運転者とでは、安全上での大きな違いが出てくる」と力を込めると、積み重ねと反復の継続による事故防止のための同会合の意義を強調した。
また、山田社長は新型コロナウイルスによる感染症対策も挙げ、サービスエリアやコンビニなどへの立ち寄りの際を含めた予防対策と併せて、手洗いや消毒を推奨して注意喚起。続けて、前日に導入されたばかりの災害時に備えたバッテリー式緊急用給油機にも触れ、使用上の注意とともに過去の災害を踏まえた自社の姿勢を示した上で、「安全は最大の顧客満足」「無事故は家族のため自分のため」との基本方針を確認して、さらなる意識向上を求めた。
「始まりはあいさつから。笑顔で明るく元気なあいさつを」「何事にも感謝の気持ちを」「常にルール、マナーを守れる常識人であること」「報告、連絡、相談を忘れず」といった11項目からなる行動指針の唱和も盛り込まれた会議は牧野厚哉部長、武田昭恵部長らが進行役を務めて、構内事故防止対策やドラレコ映像などを使用した危険予知訓練、エコドライブ検証などを順次実施。ドライバーにも自由な意見を求める対話型の安全会議は、社内の交流も促進するなど同社の品質を支えるための欠かせない場となっている。
◎関連リンク→ 恵武急便有限会社
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