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製品・IT
タイガー 手書き日報をスマホに「モバレポ」、SBSゼンツウが導入
2020年6月22日
タイガー(竹添幸男社長、東京都千代田区)は、ドライバーの手書き日報を効率化したいという運送事業者のニーズに応え、スマホで配送情報を入力し、日報の帳票化や乗務の進捗を確認できる「モバレポ」を開発した。SBSグループのSBSゼンツウ(埼玉県戸田市)が導入し、2トン未満の1160台に乗務するドライバーが4月1日から利用を開始している。
「モバレポ」では、あらかじめ走るコース番号や配送件数を入力。乗務開始後は、「出庫」「到着」「休憩」などの進捗状況を画面のタップで入力していくほか、車両点検や給油の記録もできる。帰庫後には乗務中に入力した情報が日報として印刷される仕組み。
タイガー販売促進課の井上敦士氏は、「運輸業界がおかれている状況を踏まえ、乗務員さんの負担低減を念頭に開発した。入力画面では、スマホ操作に不慣れな方でも迷うことがないよう、次に押すボタンを色付きで表示し、直感的に何をするか分かりやすくしている」と説明。「記入間違いなどの人為的ミスを防止するだけでなく、システム利用で運行時間の計算ミスが減るため、管理者さんの負担も減る。配送業務の進捗度合いを専用サイトで確認できるため、運行管理の工数低減も実現した」。
竹添社長は、「今後もユーザーの要望を反映した機能の提供を予定しており、デジタコを活用されていない個配事業者の方に利用いただけるサービスに仕立てていきたい」としている。
◎関連リンク→ 株式会社タイガー
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