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    日本ボルボ 大型トラック「FHシリーズ」09年モデル発売

    2009年2月25日

     
     
     

     日本ボルボは長距離・重量物輸送に最適な大型トラック「FH」シリーズの09年モデルを発売。
     「ドライバーをストレスから解放し、常に安全運転に集中できるよう」安全機能の向上を図り、より快適なドライバー環境を実現。「ボルボ・トラックらしい」グレード感ある外装デザインも施した。


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    新型「FH」シリーズ
     新型「FH」シリーズは、ドライバーの疲労軽減と運転性の改善に貢献する新機能を装備。天井高は高く、フロアは凹凸のない平らなデザイン。室内空間に余裕を持たせたことで、ゆったりと運転でき、キャブ内の移動も楽になった。
     シートはエアサスペンションを装備し、膝や腰への負担を軽減するほか、冷え込みが厳しい時には内蔵されたヒーターが活躍する。ベッドは大型トラックでは最大の幅広さで良質なクッションを採用し、長時間運転した後の疲労回復をサポート。最上位モデルにはリクライニングベッドも装備した。
     同社の事故調査チームによると、交通事故の90%以上が居眠りや注意怠慢といったヒューマンエラー。従来から安全に主眼を置いた製品を展開してきたが、同シリーズでは、さらなる安全性向上に努めた。
     ボルボ・トラック・ジャパン製品技術部の保泉亜樹課長は、「快適なドライバー環境は安全性に寄与する。この考え方を評価してくれるユーザーには、(同車は)強みになる」と自信を見せる。
     外装もフロントデザインを一新し、パネルやエンブレムも「日本車にはない『ボルボらしい』高級感を出した」。また視界を確保するため、バイキセノンヘッドライト(一つのランプユニットでハイ・ローを切替え可能なライト)を採用。オプションでレインセンサーをそろえ、雨天時は自動的にワイパーが作動する。
     同シリーズは電子制御自動トランスミッション「I―シフト」を搭載し、クラッチ操作の必要がない。なめらかで素早いシフトチェンジを可能にする。エンジンは日本市場専用に開発された「D13Bエンジン」を採用。新長期排ガス規制に適合している。
     価格は、売れ筋モデルのトラクター「FH」グローブトロッターが1683万7000円、最上位モデルの「FH」グローブトロッターXLが1748万2000円。
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    保泉課長

     
     
     
     
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