Now Loading...
 
  • 製品・IT

    ブライセン 倉庫最適化ソリューション「air-WOS」展開

    2009年3月13日

     
     
     

     倉庫の様子を3Dグラフィックで表現し、業務改善へとつなげる画期的なソリューションが韓国から到来した。
     ブライセン(東京都品川区)は、倉庫最適化ソリューション「air―WOS(エアー・ダブルオーエス)」の販売を開始している。同ソフトは韓国emFrontier(エムフロンティア)社が開発したもので、韓国優良企業のLGエレクトロニクス社、サムスン電子社などでも採用されている。今回、ブライセンが日本での販売契約を結び、国内での普及を目指す。


     製品名に冠された「WOS」は「Warehouse Optimization Solution」を意味する(Optimization=最適化)。同ソフトは、倉庫内の状態を三次元グラフィック表示でコンピューター画面に再現。倉庫内の様子を「見える化」するとともに、業務の効率化を図るうえで必要となる分析・シミュレーションが可能なソリューションだ。
     出荷頻度や在庫日数、事業部別在庫など、指標ごとにモニタリングすることが可能。3Dによる表示だけでなく、グラフなどを用いたレポートの形にデータを加工することもできる。
    brycen3.jpg
    3Dで倉庫内の様子をシミュレーション
     「最適な在庫をシミュレーションする」ことを目的とした同ソフトの日本展開を決めた理由について、同社の秋葉淳一SCM事業部長は「WMSから得られる情報を継続的に、かつビジュアルで見やすく活用することで、最適なPDCAサイクルを構築していただくため」と説明する。「WMSと合わせて定点観測的な形で活用し、センター業務の見直し・改善などにお役立ていただきたいと考えている」。また、小売店鋪であれば、POS情報をもとに来店者の動線改善にも役立てることができるという。
     同ソフトを活用し、シミュレーションにより改善効果の検証を行うことで、現場のスタッフ自身が改善を実施することができる。導入までは約3か月。この期間に、ソフトの使用方法を含めたノウハウを現場に伝えていくという。
     価格は、使用拠点数やユーザー数によって異なるが、最もコンパクトなもので300万円台から。
    brycen2.jpg
    秋葉氏
     同社HPは、http://www.brycen.co.jp/

     
     
     
     
  •  
  •  
  • 「製品・IT」の 月別記事一覧

     
  • 製品・IT」の新着記事

  • 物流メルマガ

    ご登録受付中 (無料)

    毎週火曜に最新ニュースをお届け!!

    ≫ メルマガ配信先の変更・解除はこちら