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    KYB バイク用のドラレコ「クルマメバイカム」を開発

    2009年3月30日

     
     
     

     KYBはこのほど、バイク用のドライブレコーダー「クルマメバイカム」を開発した。
    屋外でも使える防水構造仕様で、一般のバイクユーザーはもちろん、バイク便ライダーなど業務用途への拡大も目指すという。
    同社関連事業本部電子機器事業部事業企画室の丸真朗氏に話を聞いた。


     同製品は、本体とカメラを一体化させることで、小型・軽量化を実現。水深1mの水中に没しても問題ないことを示す「IPX7基準」に相当しており、雨天時にも使うことができる。
     使用時は、専用のクリップでハンドルのパイプに固定する。車のダッシュボードに設置することで、自動車にも搭載可能。電源は車両バッテリーとの接続により供給される。8時間以上の連続記録が可能で、「1日の業務はカバーできる」と丸氏。内蔵電池も搭載されており、単独での動作も可能だ。
     また、同社の一連のドラレコ製品とは異なり、同製品は常時録画タイプ。映像と音声、加速度等の走行情報を記録する。同氏は、同製品の狙いについて、「映像を記録するというドラレコ本来の目的に加えて、走行情報の分析によるライディング技術の向上にもお役立ていただける」と話す。あらかじめ設定した数値以上の加速度を感知すると警告音が発せられ、注意を促す機能もある。
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     メモリーにはSDカードを採用。映像はWindows Media Playerで再生させることができ、専門のソフトなどは不要。AVケーブルの接続によりテレビに映し出すこともできるなど、「手軽に映像を確認できる」のも同製品の特徴のひとつ。日時や加速度などの詳細な情報を見る場合には、同社HPからビューワーソフトを無償でダウンロードすることができる。なお、帳票類も備えた高度な解析ソフトは別売りで提供する予定だという。
     価格はオープンだが、1台3万円前後を想定。4月中の発売を予定している。年間で2万台の販売を目指す。同氏によると、これまでもバイク向けドラレコの要望は非常に高かったという。「たとえば対人の事故の場合、どうしてもバイクが不利になってしまう。万が一の時に備えて、証拠として記録映像を残すことは重要」と同氏は改めてメリットを訴える。

     
     
     
     
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