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製品・IT
東港タイヤサービス 前田社長「もっとタイヤに関心を」
2020年10月12日
「もっとタイヤに、関心を持ってほしい」。県内を中心にタイヤの供給・販売などを展開する東港タイヤサービス(愛知県東海市)の前田尚紀社長はそう語ると、安全あるいは事故にも直結するタイヤの重要性を強調して、力を込めた。
タイヤにおける心得は多岐に渡るが、まず念頭に置いてほしいと社長が語ったのはパンクに対する気構えで、「『これくらいならいいか』と判断して応急処置で済ましていたばっかりに、その後バーストなどの重大事故につながるという案件が増えている」と昨今における傾向を指摘。「中のワイヤーの状態などは外部から判断しづらく、見た目の印象で対応を決めるのは困難で危険。プロの診断を仰いで、適切な処置を施してほしい」と注意を促すと、さらに「タイヤの性能は年々向上しているものの、最近の気温上昇で負担も上がっているため、決して油断はならない」との点に触れ、夏季の使用で蓄積されたダメージが秋以降の気温の変化でトラブルとなって現れやすいとの特性にも言及した。
タイヤ起因事故の防止に向けた事業者における取り組みに関しては、「やはり、空気圧チェックやナットの緩みなどを定期的に確認するといった、運行前点検の徹底が肝要」と基本に忠実な日頃からの習慣を挙げて、あらためてタイヤケアの必要性を訴えた前田社長。同社では顧客向けにタイヤの基礎知識を学べる講習も提供しており、「安全意識の向上がタイヤへの関心につながる」との思いのもと、今後もタイヤ全般におけるサービスを通してトラック輸送の安全と品質を、文字通り支えていく。
◎関連リンク→ 株式会社東港タイヤサービス
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