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製品・IT
KOBE絆 ドライバー用防災バッグを販売
2020年9月25日
今年も「令和2年7月豪雨」が甚大な被害をもたらしたように、毎年のように大きな自然災害が発生しており、運送事業者もその対策が求められている。
KOBE絆(隠岐健太代表、神戸市垂水区)では、「災害からドライバーの大切な命を守りたい、大切な物流拠点を守りたい」とのコンセプトで、ドライバー用防災バッグを販売している。
「1995年の阪神淡路大震災以降、大きな災害が頻発している。家屋、施設などの被害に注目が集まっているが、物流拠点やドライバーにも大きな被害が生じている。物流の重要性の観点から、ドライバーや物流拠点を守りたいと考え商品化に至った」と開発の経緯を説明する隠岐氏。豪雨災害による物流拠点や駐車場の浸水、社員が帰宅できない、また、配達時の通行止めや道路の浸水による車両への被害、強風による横転事故渋滞による長時間の停車、豪雪地帯や地震等での通行止めによる大渋滞など、災害時に物流現場で想定される危険な状況を指摘する。
一方で、「まだまだ防災意識が低く、防災バッグを備えていなかったり、物流拠点での防災備蓄品がないなど、危機意識の低い事業者も少なくないのが実情」と同氏。車両1台に付き1個の防災バッグを備えておくことで、「大切な社員の命を守ることができ、社員の家族も守る」と推奨する。
同社のドライバー用防災バッグは、マスク・アルコールティッシュ・軍手・ゴミ袋・フェイスタオル・大人用体ふき・携帯用充電器・電池・携帯医療セット・携帯トイレ・雷神ライト・封筒型寝袋などがセットになっている。また、生理用品・ホイッスル付きライトを加えた女性ドライバー用もある。
また、同社の防災バッグの特長として、販売するだけでなく、購入後の付加価値としてメンテナンスを重視。防災用品説明会や災害危機管理学習会、定期的メンテナンス、点検報告などを実施して購入者の安心をサポートする。
「たった1個の防災バッグで、企業価値が大きく向上すると思う。災害から社員を守るだけではなく、定期的にメンテナンスをすることで社員の防災意識を高めることもできる。福利厚生も大きく向上し、採用にも『安心・安全』の成果が出る」とメリットを強調する。
◎関連リンク→ KOBE絆
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