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    『物流現場の見える化』支援 岡谷システムのWMS

    2009年5月8日

     
     
     

     「誤出荷は不良品と同じ」–。
     製品の品質にこだわるメーカーでは一般的な考え方だが、出荷を任せられた物流事業者にとってはかなりのプレッシャーと言える。岡谷システム(名古屋市中区)の倉庫管理システム『WMS NEXT』は、そういったハイレベルな精度を求められる倉庫や物流センターでの業務を支援する目的で開発された。


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    システムを説明する写真左から河原氏、岡島氏、加藤氏
     同システムは、今年2月にリリースされたばかり。WMSベンダーとしては後発の同社だが、親会社は大手商社の岡谷鋼機。このため、同社も鋼材や自動車部品に関係するシステム開発を数多く手掛け、厳格な品質管理を求められる製造現場で認められた技術開発力を持つ。倉庫管理システムでは、建機メーカーの部品倉庫や自動車部品メーカーの工場内物流倉庫などでの豊富な実績がある。個別のシステム開発を進める中で、物流現場特有であり、一般的でもある「在庫の圧縮」「誤出荷防止」などの共通の課題を解決するべく、鍛え上げられた開発力を武器にWMSのパッケージ化に乗り出したという。
     製造ソリューション営業部の河原功和マネージャー(写真左)は、「現場で必要とされる多くの機能は標準で搭載しており、『出荷品質も製品品質の一部』と考えられるような物流担当者の方にも納得頂けるはず」と自信を見せる。
     同システムのコンセプトは、『物流現場の見える化』。倉庫内の状況をリアルタイムで可視化し、「トレーサビリティの向上を実現し、物流品質の改善に大きく貢献する」(加藤仁リーダー、同右)。「入出荷実績照会画面では、誰がその作業を担当したかがはっきりと分かるため、責任の所在が明確になり、現場の意識改革にも繋がる」(河原氏)。
     SCMや販売管理、生産管理などの既存の基幹システムとのCSV形式での連携が可能。「上位システムの連携を補完する『パズルの1ピース』と考えてほしい」(加藤氏)。フリーロケーション対応や先入れ先出し機能など、現場ニーズを反映させており、ロット管理もできる。
    倉庫全体をコントロールするWMSであるため、マテハン機器はもちろん、ハンディターミナル(HT)やフォークリフトの車載端末まで、幅広くデータの連携が可能。なお、HTはモトローラ社製に標準対応。入出荷数の結果をもとに、在庫推移や停滞在庫の分析もできる。「在庫品の金額は標準機能では考慮できないが、安全在庫数の見直しや現場の導線改善に役立ててほしい」(岡島宏昭アシスタントリーダー)。
     価格は200万円から。カスタマイズや導入費用などは別途相談となるが、HT側の機能は標準となっており、「投資コストを抑えていただけるよう、価格設定にはこだわった」(河原氏)という。
     岡島氏は、「在庫管理の徹底や在庫精度の向上に取り組まれる現場をサポートできるシステム」とし、「厳しい管理が求められる現場で、ぜひ活用して頂きたい」と語る。
     システムの詳細は同社HP、http://www.okaya-system.co.jp

     
     
     
     
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