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製品・IT
インフュージョン 出荷指示書発行ソフト「ピッキングリストOne」
2009年6月5日
インフュージョン(横浜市港北区)の在庫管理システム「在庫スイート3」が好調だ。特に、標準パッケージで導入できる単一倉庫向けの「コンパクトシリーズ」が「導入の手軽さ」と「低価格」というメリットから高評価を獲得し、導入数を伸ばしているという。
同シリーズは、ユーザーの規模や目的に応じて複数のエディションをそろえているのも特徴。ハンディターミナルの有無や管理PCの数に応じて6つのエディションを用意し、「ノンカスタマイズ」での導入の実現を後押ししている。価格は、基本モデル「在庫スイート3LE」の35万7000円から。
同社が新たに発表したのが出荷指示書発行ソフト「ピッキングリストOne(ワン)」。機能を「ピッキングリストの発行」に絞ったシンプルなソフトだが、庫内業務の効率を大幅に向上させる可能性を秘めている。同社の角三十五社長は、「在庫管理システムは部門間をまたいでトータルで管理することを目的としているため、導入までのハードルが高い。まずは最も効果が出やすい部分からシステム化を進められるようなソフトを作りたかった」と語る。
同ソフトは、受注データや出荷指示データをもとに、倉庫内の作業順を考慮したピッキングリストを発行。「一筆書き」となるように作業指示が出るため、ピッカーの動線を大幅に短縮する。
同社長は、「ロケーションも記載されるため、誰でも効率的にピッキングを行える。人件費の削減にもつながる」と説明。リストにバーコードを印字することも可能で、ハンディターミナルとの連携で誤出荷防止の目的に活用もできる。
説明する角社長
シングルピッキングとトータルピッキング、いずれの作業方式にも対応。1年ごとのライセンス契約で、サポート込みで価格は年間10万5000円。非常に安価に導入できるのがポイントだ。詳細は同社HP、http://www.infusion.co.jp/ -
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