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製品・IT
DSS 「作業行動調査分析システム」に新機能を追加
2009年7月24日
DSS(仙台市泉区)はこのほど、「作業行動調査分析システム」に新機能を追加した。同システムは、倉庫や物流センターでピッキング業務に従事する作業者の足首に小型センサーを取り付け、作業者の動線や滞留時間、歩数などを『見える化』するというもの。取得したデータを基に、行動履歴が一目で分かる移動経路図が作成できる。
今回、同社では、作業動線と映像が連動する新機能を追加。小型ビデオカメラと足首のセンサーを調査対象者に付けることで、複数人の長時間に及ぶ作業行動を、映像も活用して『見える化』できる。
伊藤敏彦社長は、「製造現場や物流現場などで活用されることを想定しており、あらゆる企業の生産性の向上とコスト削減に貢献できる」と胸を張る。既に、「自動車メーカーの工場内での検証を積み重ねており、『カイゼン』への貢献も認められている」という。
1調査当たりの費用は、調査人数と日数により変動するが、およそ100万円から。調査は同社スタッフが現場で実施し、調査後1週間程度で報告が受けられる。同社長は、「在庫が減り、PDCAに取り組みやすくなった今こそ、このシステムを倉庫内のレイアウト改善に役立てて欲しい」としている。
詳細は同社HP、http://www.d-ss.co.jp/
なお、同社は7月30日午後2時から、東京・お茶の水で「新技術発表会」を開催する。当日は同システムの解説とデモンストレーションを実施する予定。会場は、全電通労働会館(東京都千代田区)。
現在、同社ではメールで参加申込みを受け付けている。
Eメールアドレスは、kaizen@d-ss.co.jp -
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