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製品・IT
タニタ ワンタイムのQRコードでなりすましを防止 燃料電池式アルコール検知器発売
2021年2月10日
タニタ(東京都板橋区)はこのほど、ワンタイムのQRコードを画面表示する検知器認証機能を備えた燃料電池式アルコール検知器「ALBLO FC―1500」を発売。初年度1万台の販売を計画している。
同製品は、「ALBLOクラウドサービス」と接続して使用することで、検知器と被検者をともに認証することが可能。同社広報課の担当者は、「検知器のすり替えや被検者のなりすましなどの不正を防止できる」としている。
同製品の使い方は、まず、検知器正面の液晶部にQRコードを表示し、タブレットやスマートフォンなどのアプリケーションソフトで読み取る。次に、検知器と端末をブルートゥースで接続し、読み取ったQRコードと使用する検知器が一致しているかどうかを認証して検査を開始。なお、検査中にもQRコードを読み取り、機器認証を行うという。
本体サイズは幅64mm、高さ138mm、奥行25mmで、重量は約180g。ハンディタイプで、同社の既存製品に比べ約35%の小型化を実現。また、呼気を吹き込むマウスピースの取り付け方向を本体に対して垂直方向にすることで、検査時に管理者が検知器の表示部を確認しやすい仕様となっている。
同社によると、機器と本人を同時に認証できる機能を備えたアルコール検知器は国内で初めて。同担当者は、「当製品とサービスの提供で、より安全な社会の実現に貢献していきたい」と語った。価格は4万5000円(税別)。
◎関連リンク→ 株式会社タニタ
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