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製品・IT
日本ミシュランタイヤ デジタルアプリを11月から提供開始
2021年10月18日
日本ミシュランタイヤ(須藤元社長=写真左から2番目、東京都新宿区)は9月24日、タイヤトラブルに対応する「ミシュランレスキューネットワーク(MRN)」のプロセスを効率化するデジタルアプリケーション「MRN GO(エムアールエヌ ゴー)」の提供を11月1日から開始すると発表した。
ドライバーは緊急時に、スマホアプリのSOSボタンを押下することで、位置情報とともにタイヤの故障状態を写真データでコールセンターにレスキューサービスを受ける前に送信できる。TPMS搭載車両は、ブルートゥースでタイヤ内温度や空気圧情報も送信可能。
日本ミシュランタイヤB2B事業部の田中禎浩常務(同左)は、「ヒアリング時間を3分の1に削減でき、オペレーター・修理担当者が故障内容を正確に共有することで、迅速かつ適切な措置が可能になる」と解説する。
同サービスは、富士運輸(松岡弘晃社長=同右から2番目、奈良市)、ドコマップジャパン(浦嶋一裕社長=同右、東京都港区)との共同開発によるもので、ドコマップジャパンが提供するGPSを利用した車両位置情報管理システム「docomap GO」をプラットフォームとしている。
日本ミシュランタイヤの須藤社長は、「約1300店のサービス拠点を有し、約2000社・4万台の車両が登録されている既存のMRNを進化させた」と説明する。
富士運輸の松岡社長はミシュランタイヤについて、「15年以上の付き合いになるが、バーストや故障が少なく、5億円以上のコストが削減できた」と評価。新サービスについては、「トラブルによる車両の稼働停止時間を短縮できる。全車で導入したい」と述べた。
◎関連リンク→ 日本ミシュランタイヤ
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