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    古河ユニック 電動式ユニックを開発

    2010年8月6日

     
     
     

     本格的なクレーンにも、いよいよ電動式が誕生した。
     業界大手の古河ユニックが開発した「Uーcan ECOーEV」だ。バッテリー駆動(プラグイン充電)タイプの2.93トン吊り電動式ユニッククレーンとして7月から販売している。販売促進課の齋藤文博課長に話を聞いた。


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     同製品は環境対応クレーン「U─can ECO」シリーズをベースに、クレーン駆動用バッテリーと自社開発のモーター制御技術を用いた電動ユニットを追加したもの。家庭用コンセントが利用でき、8時間充電で1時間のクレーン作業が可能。同課長は、「荷台への積み下ろし作業で約30往復に相当する」と付け加える。
     ベースとなったECOシリーズは、作業時のエンジン回転数を約40%も低減。燃料消費と排ガスを抑えたクレーンとして、省エネ大賞を受賞するなど高い評価を得ている。
     齋藤課長は、「評判が良いECOシリーズの次のステップを模索した時に、トラックのエンジンを止めたままでクレーン作業を可能にしようとバッテリー式の開発を決めた」と経緯を語る。
     これまで、屋内などの閉鎖された空間でのクレーン作業では排ガスや騒音などの課題があったが、新開発のバッテリー駆動方式ではエンジンを切った状態で稼働させられるため、当然、排ガスもCO2排出量もゼロ。騒音も大幅に低減し、「深夜・早朝でも活用いただける」。住宅街での引っ越しやピアノ配送でも活躍が期待される。
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     なお、エンジン駆動方式に切り替えることも可能で、バッテリーが切れても安心だ。また、「屋内と屋外で使い分けができるため、状況に合わせて効率的に運用いただければ」とも。
     バッテリーは、電動カートやフォークリフトで用いられている入手が容易な鉛バッテリーを採用。「他の機器で使用しているバッテリーとの使い回しができるのではないかとも考えた」という。
     価格は、4段ブームで486万円。バッテリーと充電器は市販のもので、50万ー60万円になる予定。同課長は、「環境を意識されるユーザーが増えており、ぜひ活用いただきたい」と語る。
    ◎関連リンク→ 古河ユニック株式会社

     
     
     
     
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