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製品・IT
インターフェイスロジテム 「TRAFFICS2」を開発
2010年8月27日
インターフェイスロジテム(神奈川県相模原市)では、矢崎総業製デジタコに対応した運行管理システム「TRAFFICS2」を開発。矢崎ユーザーのデジタコ導入効果を、さらにひと押しする同システムは、運行管理者の欲しい情報を網羅した運転日報を作成できるのが特徴だ。
同社では矢崎総業のシステムパートナーとして10年前からシステム開発を続けており、「TRAFFICS」も4年前にバージョン2を発表している。営業部の鈴木利明氏は、「販売店から寄せられるユーザーの意見を反映させてここまで来た。10年間、ユーザーの意見を聞き続け、商品力が格段に向上した」と語る。
同システムは、「直感的に操作できること」を追求し、すべての情報をメーンウィンドウ上から瞬時に参照できる画面構成を採用。わかりやすいアナログ的な表示に改善することで、担当者が操作に迷うことはない。日々の運行データはバーチャートで表し、エンジン回転数もグラフで表示。
同氏は、「導入検討の際に反対した方が、使い始めると『便利になった。導入して良かった』と賛成派にまわってもらえることがうれしい」と目を細める。
同システムでは、食品、コンビニ、ローリー、宅配、海コンといった様々な業種や運行形態に対し、最適な帳票フォーマットの作成が可能。品名・数量・重量・積載状況など、それぞれの現場にあわせて印字する内容を任意に選択できる。用語設定も容易に行え、「使用している運転日報から違和感なく移行できる」という。
また、オプションも運行指示書の発行や庫内温度管理、点呼管理、労務管理など運送事業者が求める機能を取り揃えている。労務管理では、累計の拘束時間や運転時間が表示できるため、休憩時間不足などの違反状況がひと目で把握できる。
同氏は、「業務の効率化で悩んでいる、システム導入に踏み切れないという担当者の方は多いが、柔軟にカスタマイズできるので、ぜひ悩みを聞かせてほしい。提案能力には自信がある」と語る。
◎関連リンク→ 株式会社インターフェイスロジテム -
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