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製品・IT
テンツオフィスの総合物流システム「快走韋駄天」
2010年9月17日
テンツオフィスの総合物流システム『快走韋駄天』。
ベテラン配車マンの思考回路を具現化したという同システムは、ツイン画面制を採用し、受注と配車の画面を分離。新人でも使いこなせるよう分かり易く設計されており、順を追って入力すれば運賃や到着時間が自動的に算出される。
運行状況も手配中や配送中など自動的に色分けされた配車画面で確認でき、一目瞭然だ。
配送ルートは履歴から検索でき、瞬時に伝票も作成。情報はメールとWEBで運転者に伝達するため、聞き間違いやメモを取る必要がなくなり、通信費も4分の1になるという。
また、請求処理だけでなく給与関連の経理業務とも連動しており、一気通貫で業務を効率化できる。
軽20台を中心に営業展開しているトランスコミュニケーション(東京都江東区)では半年前に、同システムを導入。安井隆治社長は、「これまでドライバーとのやりとりや月末の請求書の発行、給与計算など、かなりの時間がかかっていたが、システムのおかげで10分の1位に短縮できた」と絶賛する。
「正直言って、システムなんか要らないと考えていた。同業者に聞いても、『高いだけで使えない』と言う人ばかりだった」とし、「初期費用がかからず、既存のパソコンと携帯で即日からでも使えると聞いて試しに利用した」と振り返る。
「当社では常駐便と個配・スポット便が7対3くらいだが、常駐便は便を登録しておくだけで自動的に配車し、出退勤の管理までしてくれるので非常に助かっている」とし、「スポットの配車でも運賃や高速代がスパッと出てくるのが便利」と評価。
「『使えなければ返せばいい』という気軽な気持ちで導入したが、想像以上に活用している」とし、「以前は1日中、電話を掛けまくっていたが、いまはクリックして運行状況の画面を見ているだけ。少し寂しい気もする」とも。
システムの詳細は、http://www.idaten-sys.jp/
◎関連リンク→ 株式会社テンツオフィス -
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