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製品・IT
Dahua Technology Japan 物流業界向けパッケージで日本市場開拓
2021年11月30日
中国の大手防犯カメラメーカーの日本法人Dahua Technology Japan(=ダーファテクノロジージャパン、東京都中央区)は、物流業界向けに、モバイルロジスティクスソリューションを提供している。
リー・ビン社長は、「日本法人の立ち上げは昨年だが、2008年頃から監視カメラ単体の販売などで日本市場へは参入していた。IoT時代に突入した昨今、あらゆる面から運送会社を支援するサービスをパッケージで提案したい」と語る。
パッケージは、「運転席と荷室にカメラを設置した盗難対策」、「コンテナドアを監視しドアが開くとアラームで知らせる防犯対策」、「煙検出器でコンテナ内を監視する火災対策」、「ドライバーのあくびやよそ見を検出するDSM(ドライバーステータスモニター)やADAS(先進運転支援システム)での安全対策」、「配送ルート管理」などから、運送事業者が必要なものを組み合わせて利用できる仕組み。これらのデータは、遠隔地の管理者もリアルタイムに把握できる。「他の機器との連携も可能で、気軽に相談いただければ」。
海外では、ChinaPost(中国郵政)の5300台の車両やKerryLogisticsの500台以上など、豊富な導入実績を持つという同ソリューション。日本市場で想定しているユーザーの規模については、「特にこだわらない」と明かす同社長。「中国ではすでに多くの成功事例があるが、やはり日本と中国は違う。まずは日本国内で成功事例を蓄積したい」と息を巻く。
2023年末までに日本市場で200社の導入を目指す同社。リー社長は、「業務の効率化を図ることは物流企業の成長には欠かせない。全力でサポートしたい」と語った。
◎関連リンク→ Dahua Technology Japan 合同会社
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