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製品・IT
エルシー物流 ノウハウと法務知識活かし「縁の下の力持ち」
2011年1月26日
「物流許認可に幅を持たせたかった。物流でお困りの荷主さんを助け、物流業者さんのお困りをサポートしたい」と語るのは、物流専門にコンサルティングを展開するエルシー物流(大阪市西区)の塚本安希子社長。
同氏は通関会社などで約20年に渡り培ってきた物流ノウハウと、行政書士の法務知識を生かして中小物流企業をサポートしている。
同社は平成21年7月に開業し、翌年1月に同資格を取得。行政書士事務所(エルシー行政書士事務所)を併設し、物流系行政書士として事業展開している。主に物流に係わる様々な許認可の申請代行をはじめ、契約書や内容証明の作成、レンタカー事業、中古品販売の古物商認可の代行なども手掛けている。
塚本社長は「通関や倉庫業などを営む中小企業にとって企業法務全般は大手に比べ弱い分野」とし、「法務の知識を生かしたサポートが出来れば」と語る。また、最近では、日本に進出した外資系企業の貿易物流サポートや、中古車・化粧品の輸出、店舗販売向け輸入物流のサポートなどの相談も受けているという。
行政書士の資格を取得することで、同氏は「人脈が広がり自分自身の視野が広くなった。経営や営業について勉強し、前向きで活動的になった」と笑みを見せ、「物流事業者の縁の下の力持ちとして、お客様の立場で問題を一緒に解決したい」と意気込みを語る。
また、同社は顧客企業などを対象にした「ちょっとした勉強会」の実施や「営業セミナーの開催」のほか、物流を一般の人に広く認識してもらうためにセミナーなどを通じた啓蒙活動も展開している。「様々な形で多くの人とつながりを増やし、幅広い視野でサポートしていきたい」と語る。
◎関連リンク→ エルシー行政書士事務所 -
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