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    構造計画研究所 ビデオ映像で作業時間を自動計測

    2011年2月14日

     
     
     

     構造計画研究所(東京都中野区)が開発した、ビデオ映像から作業時間を自動的に計測する「BeMAS/M(ビーマス/エム)」は、製造・物流業界向けに特化したシステム。物流倉庫など作業現場での生産性向上を目的に、日常的にIE手法を用いて作業分析を実施している担当者を強力にサポートする。
     同社可視化ビジネス部の三宅隆喜氏は、「従来の人力に頼るストップウオッチ法などでは、計測できる期間が現実的に限られていた」とし、「データ取得にかかる手間と時間を大幅に削減でき、担当者本来の業務である分析作業や施策の検討により多くの時間を割いて頂ける」と説明する。


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     映像は既存の監視カメラや家庭用のビデオで撮影した動画であれば活用でき、初期投資を大幅にカットできる。既存の設備を使用することで、「作業者への心理的負担も減り、ストレスを軽減できる」。
     「ビデオ解析ソフトウェア」は、ドイツ製ビデオセンサーシステム「Vitracom SiteView(ビトラコム・サイトビュー)」を使用。個人を追いかけて動線を記録するのではなく、撮影した通路などでの作業者の通過回数や滞留時間を記録する。
     「データ分析ソフトウェア」は、様々な計測事例を通して蓄積した知見と現場担当者の意見を取り込み、「ニーズにマッチした集計・分析機能を実現している」。三宅氏は、「1日を細分化し、担当者ごとの作業時間などを分析することで現場改善のヒントが見つかるのではないか」とする。
     同氏は、「物流センターなどでロケーションを変更した際、動線改善のPDCAに役立つはず」と語る。なお、同社は3月末までソフトウェアの価格が最大20%引きになるキャンペーンを展開している。
    ◎関連リンク→ 株式会社構造計画研究所

     
     
     
     
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