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製品・IT
ハイドロテック リチウムイオンバッテリー搭載のフォークリフト取り扱い開始
2022年2月21日
ハイドロテック(伊藤睦社長、埼玉県蓮田市)は、昨年12月から国内で先駆けてリチウムイオンバッテリー搭載のフォークリフトの取り扱いを開始した。同社はフォークリフトの修理点検、新車・中古販売に加え、リース・レンタルなどを手掛け、油圧ホース制作も行っている。
今回、販売を開始したリチウムイオンバッテリーを搭載したフォークリフトは、中国国営会社であるHELI製のもので、温室効果ガス排出ゼロで環境を考慮し、保水作業が不要で作業員の負荷を軽減できるといった特徴がある。
さらに、従来の鉛バッテリーのフォークリフトと比較すると、バッテリーが約3倍長持ちし、電気代といった燃料費が従来のものと比較して少なくてすむ。
伊藤社長は「従来の鉛バッテリー搭載のフォークリフトと比較すると初期費用はかかるが、長く使うことで初期投資の費用をカバーできる」と説明する。「SDGsの観点からも物流業界に多く使ってもらいたい」と話す同社長、環境対策に積極的に取り組む企業に好評で、すでに物流企業数社が同フォークリフトを購入しているという。
同社では、フォークリフトの販売を手掛ける一方で、フォークリフトの運転技術講習も行っている。同社の技能講習センターには地元埼玉のみならず東京・神奈川からも受講者が集まっている。近年では女性の受講者も多いのだという。
◎関連リンク→ ハイドロテック株式会社
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