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製品・IT
ロジ勤怠システム LINEで点呼可能「点呼ドライバー」提供開始
2022年4月26日
運送業界向け勤怠システム「勤怠ドライバー」を手掛けるロジ勤怠システム(髙嶋民仁社長、東京都杉並区)は4月、LINEアプリで点呼が可能となるサービス「点呼ドライバー」の提供を開始した。
同社では、新型コロナウイルスや、燃料費など経費高騰という厳しい状況の中、迫る2024年問題の課題改善に役立つシステム開発を進めてきた。
同社ではこれまで、トラック運送業界に特化した勤怠管理システム「勤怠ドライバー」を提供してきたが、昨年同社で行ったヒアリングで判明した「30%の運送会社が点呼をしっかり行っていない実態」を受け、「点呼ドライバーの開発に踏み切った」
既存のチャットアプリであるLINEで点呼が行えるという手軽さが魅力で、管理用PCがあればすぐに点呼が実行できる仕組み。料金は月額3000円で、「安価で簡単に導入を検討いただけるようにした」と同社営業部の蓮田毅部長は話す。「今後の運送業界で避けられない課題は効率化」とし、同システムによって、今まで発生していた紙による作業・保管が不要となるほか、クラウド上で管理するため時間・場所を問わず情報が呼び出せるという。
さらに、「勤怠ドライバー」との連携も可能。
また、同社では同月、労務管理に機能を絞った「勤怠ドライバーライト版」をリニューアルした。
同部長は、「当社は運送会社の経営者が創業した会社ということもあり、業界目線でシステム開発を行えるのが強み」とし、「当社のシステムを使用することで管理現場の雑多な業務を相当軽減できるはず。2024年に向け、業務効率化の一助になれば」と話している。
◎関連リンク→ 株式会社ロジ勤怠システム
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