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製品・IT
ココロミル 心電図から心の状況を可視化、解析サービス「kokoromil」
2022年5月12日
健康起因の事故防止がトラックドライバーと企業の重要テーマとなってから久しい。中でも睡眠時無呼吸症候群(SAS)は発見され難く本人でさえ気付いていないケースがありながら重大事故を起こす可能性があるので対策は必須だ。
ココロミル(林大貴社長=写真中央、東京都新宿区)は心電図から自律神経の働きを解析し、身体パフォーマンスを可視化する解析サービス「kokoromil」を展開している。
同サービスは身体データを記録する手のひらサイズの医療機器を24〜48時間胸元に装着しながら生活することで、ストレス値や睡眠、心拍などのスコアを算出する。SASはもちろん、不整脈などの心疾患発見に活用できるとのこと。
同社の高橋雄太副社長(同左)は「心電図から自律神経の動きを可視化することで、数値化が困難だったメンタルの状態も表すことができるようになった」とし、「不整脈やSASは自覚症状が乏しい部分や周囲から見ても発見が困難な部分がある。当社サービスを通じて、ケアが必要な不整脈は全体の約5割、SASは約3割がかかっていることがわかった。故意ではない事故を無くすためにもこうした目に見えない疾患への対策を取り、人・企業・社会を守ることが急務ではないか」と話す。
同サービスはデバイスをレンタルし普段通りの食事、仕事を続けながら受けられる。また分析も循環器専門医が行うため信頼性の高い結果が得られるとのこと。副社長は「適用対象となる助成金制度もあり、社員の福利厚生として利用できる。」としている。
◎関連リンク→ 株式会社ココロミル
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