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    ブリヂストン バランスとれた総合系「エコピアW911II」

    2011年12月13日

     
     
     

     ブリヂストンは9月に、低燃費スタッドレスタイヤ「ECOPIA W911II」を発売。07年に発売された「W911」の後継バージョンで、さらなる低燃費性能を実現している。9サイズ展開。
     東北の南寄りから大都市圏など、豪雪地区以外のエリアでの使用を想定して開発。生産財タイヤマーケティング部の仲村克則氏は、「氷雪系の『W901』に対し、『W911II』は総合系商品。氷雪性能とライフなどトータルでバランスのとれたタイヤを提供する必要があった」と開発の経緯を説明する。
     最大のポイントは、新開発のトレッドゴム「ハイパーエココンパウンド」の採用。エネルギー損失の小さいシリカとカーボンの配置を最適化することで、従来品に比べて、さらなる転がり抵抗の低減と摩耗ライフの両立を実現させた。転がり抵抗は汎用品「W910」比28%の低減を実現している。輕部隆章氏は、「ゴー&ストップの少ない、高速やバイパスなどを多く走行されるユーザーに低燃費性能を実感して頂きたい」と話す。


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     また、現在、「エコバリューパック」の普及に力を入れる。メンテナンスと新品タイヤ、リトレッドの三つを組み合わせ、タイヤのトータルライフを向上させるソリューションビジネスだ。
     「W911II」についても、仲村氏は「全輪新品で履いていただいても良いが、経費削減のニーズに応えるのであれば、新品+リトレッドという提案も選択できる」とし、「新品で履いたタイヤを、使った後に台タイヤとして預かり、リトレッドとして再生し戻す。このローテーションで、さらにメリットを提供できる」と説明する。
     同サービスは契約台数6万台を突破し、「どれだけ効果が出たのかという実証活動にも力を入れている」(仲村氏)。
    ◎関連リンク→ 株式会社ブリヂストン

     
     
     
     
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